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レース展望

GⅠ

開設69周年記念 GⅠ競帝王決定戦

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強敵集結も白井英治が意地見せる

石野貴之を筆頭に馬場貴也、池田浩二ら昨年のGP戦士が8人参戦。地元勢は白井英治、寺田祥ら8人が迎え撃つ
6日間開催の「開設69周年記念 G1競帝王決定戦」は昨年末の住之江GPを制覇した石野貴之(大阪)を筆頭に池田浩二(愛知)、平本真之(愛知)、馬場貴也(滋賀)、桐生順平(埼玉)、今垣光太郎(福井)、中島孝平(福井)、土屋智則(群馬)と昨年のGP戦士8人が参戦。松井繁(大阪)、田中信一郎(大阪)、瓜生正義(福岡)、辻栄蔵(広島)ら歴代GP覇者の名前もあり、とにかく豪華なメンバーが集結した。
「負ける要素が見当たらなかった」とトライアルから完璧な足取りで4年ぶり2回目のGP制覇で賞金王にも輝いた石野は当地での実績こそ乏しいものの、勢いは文句なしに一番。昨年はSGで5回の優出があった池田、昨年は選考順位2位でGPに出場し当地相性の抜群の馬場、連覇がかかる桐生らが有力なV候補。当地でG1制覇歴がある今垣、瓜生、重成一人(香川)、上條暢嵩(大阪)らもV争いには間違いなく顔を出す。
これら強力な遠征勢を迎え撃つ地元勢は白井英治(山口)、寺田祥(山口)が言うまでもなく2枚看板。2人とも昨年はGP出場を逃しているが、特に一昨年の覇者で連覇を目指せなかった白井の心中は察して余りある。今年はまず、地元周年を制覇して賞金争いをリードしたいところ。G1初制覇を目指す柳生泰二(山口)、原田篤志(山口)、佐々木完太(山口)らは地の利を生かしての奮闘に期待したい。
主な出場選手
  • A1/3897(山口)

    白井  英治

  • A1/4168(大阪)

    石野  貴之

  • A1/3942(山口)

    寺田   祥

  • A1/4262(滋賀)

    馬場  貴也

  • A1/4444(埼玉)

    桐生  順平

  • A1/3941(愛知)

    池田  浩二

GP覇者が約1年ぶりの当地参戦

ピックアップ
選手

A1/4168(大阪)

石野  貴之

4年ぶりに地元住之江でGPを制覇し、獲得賞金は2億円を突破して2回目の賞金王を獲得。5月には芦屋オールスターも制覇しており、SG優勝回数は歴代3位タイとなる11回。今年の目標にはSGの中で未制覇のダービーとメモリアル優勝を挙げており、松井繁を抜いて歴代2位となるSG13冠とSGタイトル全制覇のグランドスラム達成を狙っている。ボート界でも屈指のモーター出しと、ここ一番の勝負強さは群を抜いており、今年もボート界をリードしていくのは間違いない。
あの西山貴浩とはどういうわけか大の仲良しで、正式にポンコツ会(西山中心の酒飲み仲間)にも入会。オフィシャルの動画などで頻繁に共演しているが、レース場で見せる厳しい表情とは全くかけ離れた楽しい人柄がファンにも浸透中。レース場を一歩離れれば、お酒好きで楽しいことが大好きな人間でもある。
当地での優勝は一般戦の1回だけと実績はないに等しいが、前回の68周年では予選2位通過から優出(4着)。もはや苦手意識は払拭(ふっしょく)している。2023年に頂点を極めた男は、2024年も開幕ダッシュを決めるべく、全力で当地周年制覇へ突き進む。

全国過去3節成績

開催期間
競走タイトル
ボートレース場 節間成績
2024/01/11~2024/01/14
プレミアムGI第5回BBCトーナメント
大 村 1311
2024/01/02~2024/01/07
第62回全大阪王将戦
住之江 113131151
2023/12/19~2023/12/24
SG第38回グランプリ&シリーズ
住之江 311

下関過去3節成績

開催期間
競走タイトル
節間成績
2022/12/01~2022/12/06
開設68周年記念GI競帝王決定戦
1421411
2022/03/26~2022/03/31
開設67周年記念GI競帝王決定戦
662154123
2020/09/14~2020/09/18
オラレ下関オープン6周年記念 山口ヤクルト杯
12212121

赤字は優勝戦

2024/01/18 現在のデータ