4日間短期決戦の「ミッドナイトボートレース下関1st楽天銀行賞」は、守田俊介(滋賀)を筆頭に滋賀支部が主導権を握りそうなメンバー構成。守田は前期(昨年5月1日～)がF2で、昨年10月から90日間のF休みを消化して復帰したのが今年1月。いきなり徳山、びわこを連続優勝すると、3月福岡、4月大村も連続優勝して今年4V。今期(昨年11月1日～)勝率は8点を軽くオーバーしており、期勝率争いで全国トップに君臨している。今節はA1級が守田以外に田中和也(大阪)しかおらず、完全優勝の楽しみまでありそう。
当地では連続優勝中と相性抜群の吉川昭男(滋賀)をはじめ、深井利寿(滋賀)、中島秀治(滋賀)、中村有裕(滋賀)ら滋賀支部の顔ぶれが充実しており、場合によっては優出メンバーの半数以上が滋賀支部の選手になる可能性まで十分ある。
地元で迎え撃つのは吉村正明(山口)だが、2月の当地戦で初日にFを切ったのはマイナス材料。となると、滋賀支部勢以外で守田に対抗できそうなのは、やはりもう1人のA1級・田中ということになるだろうか。
初のA1級昇格が見えている福田宗平(大阪)や、ベテランの山室展弘(岡山)、北川幸典(広島)あたりも、上位モーターを引けば楽しみがある。