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レース展望

一般

ミッドナイトボートレース下関3rd 西日本スポーツ杯

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勢いが違う高倉和士がV候補筆頭

自己最高勝率を残し10月のダービー出場も視野の高倉和士が主役。永田啓二との福岡コンビがV戦線をリード
5日間開催で男女混合戦の「ミッドナイトボートレース下関3rd西日本スポーツ杯」は高倉和士(福岡)、永田啓二(福岡)の福岡支部コンビがシリーズを引っ張る。高倉は前期(昨年11月1日~)の勝率が7.51で自己ベストをマーク。今年はすでに優勝も2回と好調さでは群を抜いている。永田の方も前期は7.08の勝率。これで3期連続7点台の勝率と高いレベルで安定している。当地は優勝3回の得意水面。準優1号艇ながら優出を逃した4月スポーツ報知杯のリベンジにも燃える。
7月からはA2級に降格するが、当地をドル箱にしている市川哲也(広島)の評価は下げられない。7月からA1級に昇格する渡邉雄朗(東京)も間違いなくV争いには顔を出す。
迎え撃つ地元勢の筆頭は森永隆(山口)。2月に江戸川で負傷し、2カ月の欠場を余儀なくされたものの、当地GW戦から元気に復帰した。石川諒(山口)は前期、5.56の自己最高勝率を残して7月から初のA2級昇格。地元水面で成長した姿を披露したい。
女子では2月の丸亀四国地区選で優出(3着)するなど男子相手でもスピード負けしない松尾夏海(香川)がV候補の一角。昨年3月の当地ヴィーナスシリーズが初優勝だった高憧四季(大阪)も非常に楽しみな存在だ。
主な出場選手
  • A1/4736(福岡)

    高倉  和士

  • A1/4288(福岡)

    永田  啓二

  • A1/4703(山口)

    森永   隆

  • A1/3499(広島)

    市川  哲也

  • A1/4356(兵庫)

    長岡  良也

  • A2/4748(東京)

    渡邉  雄朗

A1級復帰へリズムも好転の兆し

ピックアップ
選手

A1/3499(広島)

市川  哲也

2000年の平和島グランプリを含めてSG戦は4冠。G1戦は優勝19回とボート界でも屈指の実績。G1戦の初優勝は1996年1月の当地新鋭王座。1998年の44周年も制しており、当地ではG1戦2勝。一般戦でも6回の優勝があり、当地は文句なしのドル箱水面でもある。
級別が現行制度になった1995年後期から、2024年前期まで29年連続でA1級をキープしていたのだが、前期は勝率を5.50まで落としてしまい、7月からはA2級に降格。モーター抽選運に恵まれず、つねに劣勢気味のパワーでの戦いが続いたことが勝率を落とした要因。元々、モ-ターパワーで優勢に立って勝ちまくるタイプではなく、現に2001年の多摩川メモリアルでSG戦完全Vの偉業を成し遂げた時も決して節イチパワーではなかったのだが、前期は武器のスタート力とターンテクニックでもカバーできないレースが続き、苦戦を強いられてしまった。
しかし、前期末から今期初めのまたぎ開催だった地元宮島のGW戦を優勝。期が変わった途端に一気にリズムが好転した。まだまだ衰えていい年齢ではなく、今期はA1級復帰へ向けて鬼神の走りが復活するのは間違いない。

全国過去3節成績

開催期間
競走タイトル
ボートレース場 節間成績
2024/05/08~2024/05/12
マンスリーBOATRACE杯争奪戦
蒲 郡 512432513
2024/04/28~2024/05/03
第53回サンケイスポーツ若葉賞
宮 島 21142241
2024/04/19~2024/04/25
自転車のまち稲城杯・第48回サンケイスポーツ杯
江戸川 4112333635

下関過去3節成績

開催期間
競走タイトル
節間成績
2024/02/19~2024/02/22
西京波者結成14周年記念 山口シネマ杯
2転36611
2023/06/03~2023/06/09
創刊75周年記念スポニチ金杯争奪戦 準優進出バトル
1314153363412
2022/12/01~2022/12/06
開設68周年記念GI競帝王決定戦
665妨2266

赤字は優勝戦

2024/06/13 現在のデータ