7日間開催の「山口朝日放送ビープくんカップ」は4月のGW戦、5月のマスターズリーグ戦と当地で連続優勝中の谷村一哉（山口）が3連続Vをめざしての参戦。連続Vはどちらも予選トップからの王道優勝と完璧なレース運び。当地は今年だけでもこれが7回目の参戦でもあり、遠征勢に対して圧倒的なアドバンテージがある。
ただ、今節はA1級が11人登場と強敵もかなり多い。中でも今年は最強と言っていいほど圧倒的な強さで一般戦を勝ちまくっている中辻崇人（福岡）が最大のライバル。当地は1年5カ月ぶりの登場となるが、その3節前も優勝しており、当地は通算6Vを誇る得意水面だ。
また、徳増秀樹（静岡）、佐々木康幸（静岡）のSG戦覇者2人に加えて好調な谷野錬志（静岡）もいる静岡トリオがかなりの強敵。さらに平田忠則（福岡）、古結宏（兵庫）、北川潤二（愛知）、重木輝彦（兵庫）、長岡良也（兵庫）、若手では畑田汰一（埼玉）らの名前もあり、ハイレベルなV争いになるのは間違いない。
伏兵勢も多彩な顔ぶれだが、当地で連続優出の経験がある長尾京志郎（福岡）が今回もまた、穴党ファンの味方になるかも。師匠の川上剛（福岡）と同時参戦というのが心強く、プロペラ調整のバックアップは完璧。地元勢はお盆戦直後の開催なので4人と少ないが、大田直弥（山口）の奮起にも期待したい。