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レース展望

一般

ミッドナイトボートレース下関9th ニッカン・コム杯

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谷村一哉と竹田辰也が2枚看板

A1級復帰をめざす地元の谷村一哉と竹田辰也がシリーズをリード。若手成長株の澤田尚也と濱野斗馬が強敵に
4日間短期決戦の「ミッドナイトボートレース下関9th ニッカン・コム杯」は地元の谷村一哉(山口)と竹田辰也(山口)が2枚看板。来年1月からA2級降格が決まってしまった谷村は今年8回目の地元戦。そのうち4月GW戦、5月マスターズリーグと連続優勝を飾り、3連覇がかかった8月末の開催では畑田汰一、中辻崇人とともに優勝戦でFに散った。その分、今回はスタートは慎重になる可能性はあるものの、A1級復帰へ向けて地元戦で少しでも勝率を上げたい。竹田も谷村同様に来期はA2級に降格。しかも、新期最初の大村優勝戦でFを切ってしまい、早くもハンデを背負っての参戦になった。しかし、今年6回目の地元戦で遠征勢に対しては圧倒的なアドバンテージがある。評価は下げられない。
新勝率が唯一7点台の澤田尚也(滋賀)は好調滋賀支部が誇る期待の若手。師匠の馬場貴也を追いかけて、記念常連に定着するのは時間の問題。当地は今年1月の周年にも参戦して予選は突破と実力の片りんは十分に見せつけており、地元2強には最大の強敵になる。
今年4回の優勝を誇る濱野斗馬(香川)はクラシック出場も視野に入る立場。大けがから復活してきた石倉洋行(福岡)や調子を上げてきている濱崎直矢(埼玉)、来期はA1級に昇格する木谷賢太(香川)、山田晃大(滋賀)らに加えて、丸尾義孝(徳島)、立間充宏(岡山)、村田修次(東京)らベテラン勢も健在。
主な出場選手
  • A1/3961(山口)

    谷村  一哉

  • A1/4239(山口)

    竹田  辰也

  • A2/5017(滋賀)

    澤田  尚也

  • A1/5136(香川)

    濱野  斗馬

  • A1/4230(埼玉)

    濱崎  直矢

  • A1/4614(福岡)

    石倉  洋行

今年4Vと成長著しい期待の星

ピックアップ
選手

A1/5136(香川)

濱野  斗馬

今、香川支部の若手が非常に熱い! 登録番号5千番台には将来が本当に楽しみな選手がズラリ。デビューから1年で優勝した水谷理人以外にも西岡顕心、西丸侑太朗、女子では山田理央、門田栞らがいる。すでにキャリアは積んでいるが中村日向、田頭虎親らもいて、将来的にはSG戦に多数の選手を送り込むかもしれない。
そんな香川支部の若手の中でも、今年最も飛躍したのが濱野斗馬だ。2月に鳴門レディースVSルーキーズで初優勝を飾ると、3月、7月、9月にいずれも地元丸亀で優勝を飾り4V。2024年前期から2期連続でA1級にも昇格して地力アップは実証していたが、勝負強さまで持ち合わせきた。年内にあと2回優勝すれば来年3月の若松クラシックでSG初出場も夢ではない。
ただ、9月の桐生ヤングダービー最終日にFを切ってしまいリズムダウン。その直後から4節続けてルーキー戦を走ったが、勝率が思うように上がらず、3期連続のA1級は逃した。しかし、11月から新期に入ってFの足かせも取れただけに、すぐさま巻き返してくるだろう。
当地は3年半ぶりでまだ2回目の登場だが、地元丸亀と同じ海水面でもあり、不安材料にはならない。

全国過去3節成績

開催期間
競走タイトル
ボートレース場 節間成績
データは前検日に更新いたします

下関過去3節成績

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