ピックアップレーサー
PROFILE
アイスホッケーで国体に出場
小1から選手になるまでずっとアイスホッケーをやっていました。始めたきっかけは小1の時に先輩に誘われて見に行き、スピード感や迫力にカッコ良さを覚えたからです。高校時代は中国大会ブロックで負けてしまい国体には出場できませんでしたが、山口県選抜のキャプテンをしてました。大学と社会人の時は山口県選抜のメンバーとして国体に出場していました。大学は工業系の短大で卒業後は新南陽市にある会社に就職。ステンレスの検査をする仕事をしていました。
夢を諦めたくない気持ちで選手へ
幼なじみの叔父さんに江本真治さんがいて、幼少期から家族ぐるみでお付き合いがありました。江本さんとの出会いをきっかけにボートレーサーを知り、見に行ったりして迫力に感銘を受け、本当は選手になりたいと思っていたのですが、視力低下で一時は諦めていました。社会人になり客としてレースを見た時に「夢を諦めたくない、やっぱりそっち側で走りたい」と思い直し、試験には運良く一発で合格しました。
ボートレーサー養成所はとても長く濃く、人生で1番思い出になった1年でした。初めてボートに乗った時のこと、同期全員と色んな試練を乗り越えたこと、養成所チャンプになったことなど色んな意味で良い思い出しかありません。
江本真治さんは師匠であり憧れの存在
プロとしてデビューしてから一番感じたのは先輩方との差です。スタートの質、レース、モーター出しなど全てにおいて自分の力不足を実感しています。しかし、逆にこの差を早く埋めてやる!という気持ちです。毎レース反省しかありませんが、着に絡めた時はとても嬉しいです。
自分の武器はまくっていく強気なレースだと思っています。養成所の修了レースも3コースからのまくり勝ちでした。課題は逆に熱くなりすぎて周りが見えていないことがあったりとメンタル面だと思っています。
将来の目標は選手になる時から変わっておらず、3年以内にA級、そして地元の徳山、下関の周年記念で優勝することです。目指す選手、憧れの選手は僕の幼少期からの憧れで師匠でもある江本真治さんをはじめ、様々なレーススタイルを持っている山口支部の先輩方です。少しでも早く先輩方に追いつけるよう、日々努力を続けたいと思っています。